田舎暮らし in 熊野

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日本最古の湯、湯の峰温泉の驚くべき効能

熊野本宮大社から車で10分ほど行ったところに、知る人ぞ知る名湯、湯の峰温泉があります。約1800年もの歴史を持つ日本最古の温泉であると同時に世界で唯一、世界遺産に登録されている温泉でもあります。そして、驚くべき効能を誇る温泉でもあります。辺りには湯けむりと温泉の硫黄の香りが立ち込めていました。

下の写真にあるつぼ湯が世界遺産です。

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私が湯の峰温泉を知ったきっかけは地元住民に勧められたことです。熊野でオススメの温泉を聞いたところ、真っ先に名前が上がりました。この辺りには源泉掛け流しの湯の口温泉や川湯温泉など、名湯が沢山存在する中でなぜ湯の峰温泉なのか。温泉の効能が非常に優れているとのことでした。湯の峰温泉のお湯に浸かると、肌がスベスベになるだけではなく、傷の治りが早くなるとのこと。半信半疑で実際に湯の峰温泉に行ってみました。

 

湯の峰温泉を勧めて頂いた地元住民によると、くすり湯という加水していない高温の湯に10分程浸かると良いとのこと。湯の峰温泉には、貸切のつぼ湯、加水して冷ました一般湯、加水なしのくすり湯の3つの浴場があります。くすり湯に入りました。熱い…42度くらいはあります。のぼせやすい私は10分連続では入っていられませんでしたので、ところどころ湯冷まししつつ10分間お湯に浸かりました。後日、お湯に浸けた手の切り傷を確認したところ、回復が早まっているようでした。(万人に効能があることを保証するものではありません。)

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湯の峰温泉は、名高い小栗判官伝説の主人公である小栗判官が蘇生した地であるとの言い伝えが残っています。なるほど、蘇生させる程の驚くべき効能を持った温泉ということなのでしょう。

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いかがでしたでしょうか。日本最古の温泉にして世界で唯一温泉として世界遺産に登録されている湯の峰温泉の話でした。そしてその驚くべき効能について自らの体験を交えて書きました。熊野古道を歩いた帰りにでも、湯の峰温泉を訪れて、疲れた体を癒して下さいね。