田舎暮らし in 熊野

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「タピオカミルクティー」流行に見る食の3大トレンドとは?

台湾発のタピオカミルクティーが日本でも流行っていますね。ロンドン、ニューヨークでも大人気のようです。昨日のウォールストリートジャーナル紙にも記事が出ていました。ロンドンでは、アルコール入りのタピオカミルクティーが人気のようで、まもなくニューヨークでも発売されるみたいです。タピオカミルクティーが流行っている理由を通して、食の3大トレンドを探ってみます。

 

①カスタマイズ

インスタ映え

③高糖度、高カロリー

 

①カスタマイズ

タピオカミルクティーは様々なカスタマイズが可能です。ベースとなる飲み物は、ミルク入り、ミルクなしの二種類に分類した上で、紅茶、ウーロン茶、フルーツティー、アルコールなどを選ぶことができます。タピオカの種類を選べる店もあります。トッピングもクリームチーズ、シロップなどいろいろなバリエーションがあります。現代の消費者は食の嗜好が多様化しています。個人の好みに合わせたカスタマイズ食品は、食のトレンドの一つです。

 

インスタ映え

カラフルなタピオカミルクティーは、ばっちりインスタ映えしますね。食味だけでなく、インスタ映えも重視する消費者が増えています。

 

③高糖度、高カロリー

タピオカミルクティーは砂糖、ミルクたっぷりですので、高糖度、高カロリーです。高糖度、高カロリーが食のトレンドだとは、ヘルシー志向に逆行しているようで意外に思われるかもしれません。確かに低糖度、低カロリーのヘルシー志向も存在します。その裏返としてヘルシー疲れ現象も出てきています。やはり、美味しい食べ物は、高糖度、高カロリーの場合が多いです。がっつり美味しい食べ物を食べたいというニーズは盤石です。

 

私の従事している水産業に引き寄せて、食の3大トレンドを考えてみます。

 

①カスタマイズ

例えば干物。人によって、または状況によって好みの塩分濃度は異なるはずです。しっかり塩気の効いたパンチのある干物を食べたいのか、まろやかな減塩干物を食べたいのか。塩分濃度の異なる干物のラインナップを揃えたら売れるかもしれません。塩の種類のバリエーションを増やすのも面白いです。この干物はモンゴル岩塩、この干物はヒマラヤ岩塩を使用しています、特徴はこうこうですと表示して売れば、興味を持って購入する人は多いと思います。

 

インスタ映え

やはり魚介類であれば、刺身が1番インスタ映えすると思います。色彩が鮮明に出ますので。海鮮丼人気の理由の一つだと思います。焼きたての貝類などもいいですね。ぷりぷりの貝がぐつぐつ煮立った貝の汁の中で踊っている様子はたまりませんね。

 

③高糖度、高カロリー

魚介類でもこれは、当てはまります。やはり、脂の乗っている魚が好まれます。マグロの大トロ握りや脂の乗ったブリ、サーモンのカマ塩焼きなどの人気が高いですね。糖度の高い、アオリイカは高級イカとして人気です。

 

いかがでしたでしょうか。タピオカミルクティー流行を通して食の3大トレンドを考えてみました。

①カスタマイズ

インスタ映え

③高糖度、高カロリー

タピオカミルクティー自体は、いつまで流行が続くか不明です。タピオカミルクティーは英語ではbubble teaです。バブルのようにはじけてしまわないことを祈ります。カスタマイズ、インスタ映え、高糖度高カロリーの食の3大トレンドは、しばらく続くと思います。