田舎暮らし in 熊野

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アメリカでも一人暮らしが増加中、そこにビジネスチャンス有り!

日本で一人暮らし世帯が増えていることは、報道等でご存知かと思います。現在、日本の単身世帯率は35%程です。実はアメリカでも一人暮らし世帯が増えています。それに伴い、新しいビジネスチャンスが生まれているようです。昨日のウォールストリートジャーナル紙に興味深い記事が載っていたので紹介します。

 

現在のアメリカの単身世帯率は約28%です。1960年は約13%、1980年は約23%ですので、大幅に増加していることが分かります。原因としては、日本と同じく、非婚化、晩婚化、寿命伸長、都市化などです。アメリカは日本と異なり、大家族を志向する移民が大量に流入していることなどから、単身世帯が増加しているとは思ってもみませんでした。

 

一人暮らし世帯の増加で新たなビジネスチャンスが生まれているようです。私の携わっている食品に関するアメリカでの新たなビジネスチャンスを紹介します。ズバリ、小分け食品です。一人前に切り分けられたケーキや一食分の惣菜などです。アメリカのスーパーというと、コストコウォルマートを思い浮かべます。大ロットで低価格の食品を買いだめして、ピックアップトラックに積み込んで自宅に持ち帰るようなイメージでした。このような購買行動も当然残っていますが、都市在住の単身世帯者は高くても小分けされた食品を好むように変化してきているようです。小分け食品市場は今後、アメリカで大幅に伸びると予想されます。

 

小分け食品といえば、日本企業の得意分野ですよね。コンビニやスーパーでも頻繁に目にします。一人前に小分けされたキャベツの千切りなどです。今後、日本企業がアメリカの食品市場に進出する際の追い風になるかもしれませんね。